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  • 執筆者の写真だーやま

2個上の先輩のはなし

先輩と出会ったのは、大学図書館の学生スタッフの集まり。

スタッフ部屋で一緒になったとき「自己紹介シート見たよ。ノルウェイの森好きなの?」って話しかけてくれたのが初めての会話。ノルウェイの森は何回読んでも意味がわからなくて、考察するのが好きだから共通の話題を持っていることが嬉しかった。


スタッフ研修とかで段々話すようになったけど、先輩は本当に掴みどころがない。

学内で会うと「山田ちゃん~」ってニヤニヤしている。

深夜に突然ラーメンの写真を送ってくる。

パートナーとデート中にわたしがバイトしているのを見つけるとタルトを買うっていう縛りを課している。

パートナーさんがなぜかわたしのことを気に入ってくれている。

家の近くの景色の写真を送ったら先輩の散歩コースらしく、速攻で家を特定された。

本名と違うお名前スタンプを愛用している。



「わたし性教育の勉強してるんです」って言ったら、「エロの専門家目指してるの?」と言われた。あのパンチは効いた。だけど、なんだかんだわたしの活動を応援してくれていてサークルのイベントにも参加してくれたらしい。後に、あれはキツすぎた冗談だとわかったのでまあいい。


あるとき「山田ちゃんインフルエンサーになったら?YouTubeで性教育の発信しなよ」って言われた。わたしは「できませんよ!知り合いがYouTubeやってる姿見るのってなんか恥ずかしくなりませんか?」って言ったら、先輩は「一生懸命、真面目にやってる人の姿を見て恥ずかしいって思うの?」と。

またいつもの冗談かと思ったけど、わたしが性教育というテーマに一生懸命取り組んでいることを認めてくれた上でのアドバイスだったんだなぁ。(たぶん)


わたしもそういう真っ直ぐな気持ちを持ち続けたいって思ってる。


卒業おめでとうございます🌸

座椅子とココア、ありがとう。


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記事: Blog2 Post
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