ボランティアを始めて約半年が経ちました。今はだいたい週一回のペースで小学校を訪問しています。
「学習支援」ということでクラスの授業に入って、落ち着きがない子に声をかけたり授業のペースについていけていない子の演習課題をお手伝いしたりしています。
最初、子どもたちは警戒心バリバリで、わたしが「問題演習進んでるかなー」ってノート覗こうとすると手とかペンケースで隠して見せてくれなかった(笑)
少しずつ打ち解けてきて今では休み時間に一緒に遊んだり「ここ教えて!」って声をかけてくれたりするようになりました。嬉しい☺
これは、休み時間に図書室に行った時の話。
その小学校では各クラスに学級文庫があって、物語だけじゃなく、環境、国際、科学、食、歴史などなど学術的な本もいろいろありました。
子どもたちの興味を広げるきっかけになるようないろいろなジャンルの選書。とても素敵…!
学級文庫には医療、健康、身体の類の本があまりなかったし、性教育の本はないのかなぁと思い、休み時間に図書館を覗きに行ってみました。
なんと、性に関する本は生理の本一冊だけでした…!少ない!!!
そのとき他のは貸し出し中だったのかもしれないけど。
ちなみに、県立図書館の児童室には身体の変化(2次性徴)、人を好きになること、LGBTQ+、いろいろな家族の形など様々なテーマの本がありました。
子供向けだからわかりやすく温かみのある文章で書かれていて、一つ一つの表現が素敵なの。大人にも勧めたい本がたくさん。
県立図書館に行く機会があれば、ぜひ児童室も覗いてみてください👀
本題に戻りますが、小学校の図書館の性に関する蔵書が少ないのを見て「もっと学校の図書館が充実したらいいのに!!!」と思いました。
現代の小学生にとってインターネットの方が本よりもずっと身近だと思います。
PCやスマホだけではなく、ゲーム機からインターネットにアクセスすることもできます。
性について知りたいこと、悩みができたときにインターネットで検索することもあると思います。
しかし、インターネットは間違った情報、偏見、歪んだイメージが多くあるし、アダルトサイトにアクセスしてしまうこともあります。
(例えば、「セックス」というワードで検索すると1番にアダルト動画サイトがヒットするし、年齢制限なく容易に開けてしまいます。)
情報リテラシーがまだ不十分なことも多い小学生にとっては危険だと思います。
本だったら正しい知識が得られるし、子どもに伝えることを意識して書かれているので分かりやすい。
専門的な内容も噛み砕いて書かれています。キャラクターがでてきたり、漫画が入っていたり、ストーリー調だったり…いろいろ工夫があって面白い。
これなら、子どもたちが安心して性について学ぶことができると思います。
その本が貧富の差や教育格差関係なく、誰でも利用できる学校の図書館にあったらいいじゃん!と考えました。
みなさんの学校の図書館はどんな感じでしたか?
小学生の時、性に関する本に出会ったエピソードはありますか??
どうにか、少しでも、アプローチしていけたらいいなぁと思ってる💭
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