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執筆者の写真だーやま

わたしが性をまなぶ理由。

更新日:2021年3月31日

私が性教育に興味を持ったきっかけについて。



高校3年生の時、初めて彼氏ができました。

性について悩むこともできました。


私はそれまで「自分は十分に性の知識を身につけている!」と思っていました。

真面目に保健の授業を受けてきたし、テストでも解答できたから内容も定着している、と。


だけど実際は、自分の身体も異性の身体も、自分の悩みに答えが出せるほどの知識も持っていなかった。


保健の授業では生活に結び付くようなことはあまり教えてもらわなかったし、インターネットの情報は様々で分からない。


あるとき、1番信頼できる大人に相談しようと思い、勇気を出して母にうち開けようとしたところ「性の話題は家庭に持ち込まないでほしい」と一蹴されて話すら聞いてもらえなかった。

大切なことだからこそ信頼できる親に相談したいと思っていたので、とてもショックで哀しかったのを覚えています。


それまでの私は「性=不純、卑猥、エロ」というイメージを持っていたので悩んでいることに罪悪感をも感じていました。


悩みを誰にも言えないこと、それを抱えていることへの罪悪感から苦しい思いをしていました。



そんなとき、助産師のシオリーヌさんの動画に出会いました。

「性の話を、もっと気軽に!オープンに!」というテーマで動画投稿をされています。

シオリーヌさんの動画にたくさん救われたし、「性の話をはぐらかさずに大切なこととして伝えられる大人になりたい!」と思うようになりました。

でも性教育を勉強して「性について学ぶのは後ろめたいことじゃない」「性の知識を身に着けることは大事なことなんだ」と強く感じました。

勉強するほど、なんとなく悩んでいた過去の自分が救われていくような気がしています。

 

私たちは大人から十分な性教育を受けないまま大学生になりました。知識がないために傷つけてしまったり、傷ついたりすることがあります。

でも大人たちも学生の頃に十分な性教育を受けてきたわけではありません。だから、性教育の必要性や教え方が分からない。

この負の連鎖を私たちの世代で打ち切りたい。そんな思いから発信活動を始めました。


これから大人になる同世代の子たちに向けて「性について一緒に学び直そう!考えよう!」というメッセージを発信しています。


これから大人になる世代が変れば、これからの社会は変わる。そう考えています。


そして、性がタブーじゃなくてあたりまえとして認識される世の中になりますように。






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