突然ですがみなさん「オーラルセックスでも性感染症に感染する!」って知っていましたか?
性教育サークル7Lifeでは毎月学生主催の勉強会をしているのですが、私は性感染症をテーマにワークショップをしたんです。
勉強会を作る中で「初めて知った!」「これはみんなにも知って欲しい!」ということがたくさんあったので共有したいと思います!
繰り返しになりますが、オーラルセックスでも性感染症に感染するんです。
オーラルセックスとは、口や舌を使って性器を刺激するセックスの方法です。
オーラルセックスを行うカップルは特に若い世代に多く、調査の結果では7割以上で行われているそうです。
しかし、予防行動をとっているカップルは約2割程度ということが示されています。
オーラルセックスや性感染症予防についての知識を得られる機会ってあまりないですよね。
これをきっかけに知識を得たり、自分で調べたり考えたりしてもらえたら嬉しいな、と思います。
感染する病気は淋菌感染症、クラミジア感染症、ヘルペス感染症、梅毒などです。
オーラルセックスにより性感染症に感染するということには2つの意味があります。
①性器にいる病原体がオーラルセックスにより口腔内に感染を起こす
②口腔内にいる病原体が性器に感染を起こす
だから、膣性交や肛門性交だけではなくオーラルセックスの時にも性感染症予防をする必要があるんですね!
ここからは予防法についてです。
まず、ペニス(男性器)と口、舌が触れるのを防ぐにはコンドーム!
コンドームの味やにおいが苦手で口に含むことに抵抗がある人もいるかと思います。
そこで、2つの工夫を提案します!
①ラテックスでない素材のコンドームを使ってみる
あの独特なにおいはラテックス(天然ゴム)によるもの。
ポリウレタンやイソプレンラバーでできたものを使ってみるのはどうでしょうか?
ラテックスよりも薄く、熱が伝わりやすいというメリットもあります。
②フレーバー付きのコンドームを使ってみる
実はストロベリーやチョコレートのフレーバー付きのコンドームもあるんです。
これなら匂いが気にならないかも…?
セックスのスタイルに合わせてコンドームを選ぶのもパートナーとのコミュニケーションの1つとして面白いのではないでしょうか?
ただし、オーラルセックスから膣性交、肛門性交に切り替えるときには必ず新しいコンドームを使うようにしてくださいね!
次に、ヴァギナ(女性器)と口、舌が触れるのを防ぐにはラップ!
私はこれ初めて知りました(笑)
気になって調べてみたけど、あまり詳しい文献がありませんでした。
厚生労働省 のサイトに記述があったので気になる方は見てみてください👀
(他に文献を知っている方がいたら教えてください…!)
オーラルセックスの時に性感染症を予防する2つの方法と工夫についてご紹介しました。
性感染症って身近なもので誰でもなりうるものなんです。
だから予防はとっても大事。
だけど、難しく考えすぎずにセックスのスタイルに合わせてパートナーと工夫して予防行動ができるといいですね。
【参考】
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